化学

『炭素はすごい』の難易度と感想:有機化学の面白さとして読めるか

書名
『炭素はすごい』
著者
齋藤 勝裕
出版社
SBクリエイティブ(サイエンス・アイ新書)
難易度 3/5(分野の基礎を一巡した人向け) ★★★★☆ 3.5/5

『炭素はすごい』はどんな人向け?

炭素という元素を軸に、有機化学の面白さを知りたい人向けです。話題型の構成なので、体系学習後にテーマ読みで深めたい読者に向きます。

この本の位置づけ

ダイヤモンド、グラファイト、フラーレン、生命分子、有機材料など、炭素という元素の多面性を入口に化学の面白さを紹介する本です。テーマを追いながら読むタイプの一冊です。

読んでよかった点

  • 炭素という切り口が明確で、話題が頭に残りやすい
  • 身近な素材と有機化学がつながるため、専門外でも興味を持ちやすい
  • 学び直し後の「もう少し深く読む」段階に合う

気になる点

  • 有機化学全体の体系はこの本だけではつかみにくい
  • 話題によって難易度の上下があり、読みやすさに差がある

読書マップの後半で、基礎を押さえたあとに読むと良さが出る本です。炭素を軸に化学の広がりを感じたい人に向いています。

よくある質問

有機化学を学んだことがなくても読めますか?
読めますが、構造式や結合の基礎を知っていると理解しやすいです。難易度3として扱います。
この本だけで有機化学の基礎になりますか?
体系的な教科書ではなく、炭素を切り口にした読み物です。基礎には『新しい高校化学の教科書』の併読が効果的です。

公開日: 2026/6/28